「ええかっこしい」をやめて年賀状を出せた話

昨年は喪中だったので年賀状はありませんでしたが、今年は元旦に3通受け取りました。皆さんマメですね…自分も元旦に着くように出そうかな、とか思ってたけど結局受け取ってからお返ししました。まぁでも今日返事を出したので偉いです。

私に出してくれた方は2人は大学の同級生で、1人は学生時代の塾の先生です。同級生2人とも3児のママになっていて仕事に子育てにと1日があっという間に終わるらしい。それぞれ私に対し「いかがお過ごしですか?」「元気〜?」とあり、先生からは「今は何をしていますか?」と書いてありました。よくある内容だけど、読んだ瞬間、私には何も書けることないし、そこまで元気じゃないし…と思って一瞬にして劣等感が爆発した感じになりました。仕事や子育てをやってる人は凄くて偉くて、それをしていない私はダメだよな…という考えが私の中を駆け巡って少し落ち込みました。まぁでも、しばらくして「素直にそのまま書きたいように書けば良いのでは?」という気持ちになり、「昨年は調子を崩していましたが、今は少しずつ上向きになってきました」と、正直にササッと書いて返事を出すことが出来ました。今までだったら元気なフリをして書いて出していたと思います。

最近ようやく気付いてきましたが、私は結構「ええかっこしい」なんですよね。ちゃんとやっているように、しっかりしているように見せたい、という気持ちが標準装備であるみたいです。あとは「良いこと」を書かなきゃいけない、伝えなきゃいけないとか。結局、「嫌われたくない」が強いんです。

「調子が悪かった」ということをブログならまだ書けるけど、手紙で、ましてや「年賀状」という新年のおめでたいものに書くという発想は今まで無かったように思います。何て思われてもいいか、と吹っ切って年賀状を出せて良かったなと思いました。