「正しさ」にこだわる私

私はやたらと「正しさ」にこだわります。先日、母の代わりに買い物を頼まれて、その際に母が母のクレジットカードを渡そうとしてきました。でも、クレジットカードの裏には「他人には譲渡しないこと」と当然書いてあります。書いてあること(正しさ)から逸脱することに、不安と恐怖が膨れ上がりました。結局、クレジットカードは受け取らず現金で買い物をしてきました。母からは「(クレジットカードでも)大丈夫でしょ」と言われるし、私も内心大丈夫じゃないかと思う。けれど、決められたルールに反することことがとても恐ろしい。「ルールや、正しさ」から逸脱すると、怒られる、責められる…そんなイメージが湧き出でくる。

しかし、その一方で「ルールや正しさ」にこだわりすぎることはとても疲れるし、馬鹿馬鹿しく感じてしまうこともある。ダサいとか、辞めてしまいたいとも思う。けれど、逸脱してしまったら、それはそれで怒られたり、責められたりするんじゃないかという不安に苛まれる。どちらを選択しても地獄に感じるが、「ルールや正しさ」にとりあえず従っといた方が怒られたり責められたりする可能性が低いだろうと思ってるそちらを選ぶことが多い。

しかしやっぱり、「◯◯をしてはいけない」「△△すべき」が増えすぎて疲れてしまったなと思う。少し緩ませながらやっていきたい。どちらを選択してもいい。なるようになるし、なるようにしかならない。